最も有名な脚本家の一人である三谷幸喜のテレビドラマの最高視聴率ランキングを見てみましょう。
第7位 真田丸 (20.1%)
さっそくですが真田丸です。
2016年1月17日放送の第2話「決断」の20.1%が最高視聴率でした。
主演堺雅人の演じる真田信繁は、徳川家康をあと少しで討ち取るところまで追い詰め、「日ノ本一の兵(つわもの)」と言わしめた男「真田幸村」として有名です。※幸村という名前は後世に創作された物語で登場する信繁の通称で、史実において幸村という記載は見つかっていません
そして運命の大阪の陣へ…
第6位 王様のレストラン (20.4%)
1995年5月10日放送の第4話「偽りの料理の鉄人」が最高視聴率20.4%。
傾きかけたフレンチレストラン“ベル・エキップ”再建のために呼ばれた伝説のギャルソン千石武(松本幸四郎)と、やる気の無い個性あふれる従業員達の笑いあり、感動ありの伝説のドラマ 。
三谷幸喜の最高傑作と名高い本作。
個人的には日本の全ドラマの中でナンバー1の作品です。
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第5位 わが家の歴史 (21.2%)
構想4年、2010年3月にフジテレビ開局50周年記念ドラマ作品として三夜連続てま放送。第一夜が21.2%を記録。
舞台は戦後、甲斐性のない父親と家族思いの母、そして個性豊かな5人の子供達が、実際に存在した人物たちと関わりながら物語が進んでいくホームドラマ。
第4位 総理と呼ばないで (22.6%)
1997年4月8日放送の第1話「史上最低の男」が最高視聴率22.6%を記録。
三谷作品「古畑任三郎」で古畑を演じた田村正和が今度は無能で理不尽で国民から嫌われている内閣支持率1桁の総理大臣を怪演。同じく「古畑」の今泉君でおなじみ西村雅彦が有能な首相補佐官を演じており、「古畑」の名コンビが逆の立場で再びタッグを組んでいます。
政治ドラマといっても堅苦しい話はいっさいなく、首相官邸を舞台にしたホームドラマといった様相です。
第3位 振り返れば奴がいる (22.7%)
1993年3月24日放送の最終話「別離(わかれ)」が最高視聴率22.7%を記録。
三谷作品といえばユーモア満載のコメディですが、本作品は笑い無しの超硬派ドラマでした。
主題歌はチャゲアスのYAH!YAH!YAH!。
第2位 新撰組!(26.3%)
2004年1月11日放送の第1話「黒船が来た」の26.3%が最高視聴率、平均視聴率は17.41%でした。
大河ドラマでも三谷節満載のコメディ要素がふんだんに盛り込まれており、
主役の新撰組局長「近藤勇」を香取慎吾、副長「土方歳三」を山本耕史、総長「山南敬助」を堺雅人、一番隊組長「沖田総司」を藤原竜也、新撰組結成前の浪士組時代の筆頭局長「芹沢鴨」を佐藤浩市、「坂本龍馬」を江口洋介…と、今考えれば超豪華な役者陣でした。
当時ほぼ無名だった堺雅人は「喜怒哀楽を全て笑顔で表現する男」と評され、その最期を描いた第33話「友の死」は視聴者の心をつかみ、後にアンコールで1話だけ再放送されたほどです。
第1位 古畑任三郎 (34.4%)
1996年1月から始まった第二シーズンのラストに位置付けられています。
古畑シリーズの次点は1999年1月3日放送のスペシャル第三弾「古畑任三郎 vs SMAP」の32.3%。当時はSMAPが解散することになるど夢にも思いませんでしたが…劇中で戸田恵子が演じる女性マネージャーはあの飯島マネージャーがモデルでしょうか、メンバーから絶対的に信頼されている役でした。
以下、ネタバレになりますのでまだ観ていない方はご注意いただきたいのですが、、、
三谷さんがまさか未来を予言していたわけでないでしょうが、いろいろ類似点があり、ハローバイバイが都市伝説のネタにしそうな事案です。
また、真田丸の昌幸パパでおなじみ「草刈正雄」も1996年1月24日「ゲームの達人」の犯人役で出演しています。視聴率は22.7%。古畑シリーズの中では決して高い方ではありませんが、それでも真田丸の最高視聴率を上回っています。
時代が違うとはいえ古畑任三郎おそるべしですね。
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